司法書士はダブルライセンスで更に魅力的に!
司法書士の資格に加えて、たとえば、社会保険労務士(社労士)や行政書士などの資格を併せ持つことで業務の幅が拡大し、様々なニーズに応えられるようになります。
司法書士試験の受験科目は、行政書士試験と重なる部分もあり、勉強を並行して行うことも可能です。しかも、行政書士試験は司法書士試験に比べてはるかに容易です。司法書士と重ならない法律科目や、司法書士試験にはなく行政書士試験にはある一般知識を問う問題についてだけ勉強すれば、特別な勉強をしなくても行政書士試験にも合格することは可能だと思います。行政書士本試験は、司法書士試験の予行演習としても使えます。勿論、行政書士試験は司法書士試験よりレベルの落ちる試験です。行政書士試験の問題を解くことで、司法書士試験の練習になることはあまりありません。しかし、司法書士試験と類似して、かつ容易な行政書士試験を受けることによって、試験会場独特の雰囲気を体験することが出来るのです。
社会保険労務士試験とは試験科目の重なりはありませんが、司法書士試験の法律を勉強することによって身に付いた法的思考能力は、社会保険労務士試験の勉強にも有益なはずです。法律の学習には物事を論理の積み重ねで思考していく法的思考能力が大切ですが、この論理的思考能力は全ての法律の勉強にとって重要なものなのです。
なお、予備校等によっては、他資格の講座を受講していたり、過去に受講していた場合には、受講料を割り引くところもあります。