司法書士の予備校・通信講座の選び方

講座の内容やレベルには、実績のある大手の有名予備校間にはあまり差はないと思います。ただ、あまり実績のないところや、有名でないところは避けたほうが無難です。予備校や資格学校、通信講座を選ぶ際のポイントは受講料、サポート体制、自分にあった受講形態があるか、予備校の立地条件などがポイントになると思います。
 
 これらについて、HPを見たり、パンフレットを取り寄せたりして、慎重に比較検討しましょう。講座開始後の解約は制約されている場合が多いので、納得するまで比較検討して、どの予備校のどの講座を選ぶか決定しましょう。パンフレットは予備校のHPや書店などで入手できます。パンフレットだけでは不安な人は、予備校の窓口で相談するといいでしょう。個別にカウンセリングや説明をしてくれることもあります。電話での受講相談や受験相談をしてくれる予備校もあります。窓口や電話で疑問点はどんどん質問しましょう。高い受講料を払って講座を受けるのですから、些細な質問であっても、疑問点が解消されるまで質問するべきです。窓口や電話での対応なども、予備校を選ぶポイントの一つだと思います。受講中も予備校にサポートを受けたり、予備校に相談したりと、予備校とは長い付き合いになります。対応のよくない予備校は避けたほうが無難です。

 予備校では定期的にガイダンスをしていたり、無料体験講座などがあるので、それらに参加してみるのもいいと思います。ガイダンスや無料体験講座の情報も、パンフレットやHPで知ることが出来ます。

 通信講座を選ぶ場合、受講料とともにサポート体制が特に重要になります。通信講座の最大欠点は、講師の先生に質問をぶつけられないことです。しかし、通信講座によってはネットでのサポートをしていたり、質問カードなどに質問を書くと質問に答えてくれるところもあります。勉強していて生じた疑問点や質問にきちんと答えてくれる体制が整っているかは、通信講座の受講前に確かめておきたい重要なポイントです。

 途中で解約できるかもポイントです。必ず確認しておきましょう。講座開始前の解約と講座開始後の解約で異なってきますが、講座開始後は、解約できないか、解約できたとしても、受講料の一部しか戻ってこない場合が多いようです。解約可能かどうかはパンフレットに載っている場合もありますが、申し込む際にしっかり確かめておきましょう。

 なお、過去の通信講座のテキストやカセットがオークションなどに出回ることもあります。オークションでは安く購入できますし、オークションでの購入を否定はしません。
 しかし、出題の元になる法律の条文が毎年のように変更されますし、出題傾向が変わる可能性もあります。 過去の通信講座等の購入にはリスクが伴うことは押さえておいたほうがいいと思います。

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