行政書士試験の内容

行政書士試験とはどんなものなのでしょうか?

 行政書士試験には受験資格はありません。年齢、性別、学歴に関係なく、誰でも受けることが出来ます。誰でも受けられるのが、行政書士試験のポイントの一つです。

 試験は択一式(5択)と記述式からなる計60問です。かつては論述式試験がありましたが、現在では論述試験はなくなっています。

 試験時間は3時間。2005年までの試験時間は2時間30分でしたが、平成18年(2006年)試験から試験時間が3時間に変更されます。試験が3時間の長丁場になったことは試験対策上大きなポイントだと思います。

 試験科目も平成18年度(2006年)から変更になります。まず、行政書士の業務に関し必要な法令等として、憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法、地方自治を中心とする)、民法、商法、基礎法学から46題が出題されます。従来あった行政書士法、戸籍法、住民基本台帳法、税法、労働法などは試験科目から除かれました。また、従来の一般教養に変わって、行政書士の業務に関連する一般知識等として政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解の3つの分野から14題が出題されます。ただし、削除された法令については「政治・経済・社会」、「情報通信・個人情報保護」分野において関連する知識を問う問題が出来されうるとのことです。

 詳しい情報、最新情報は、下記のページを参照してください。
財団法人行政書士試験研究センター
http://gyosei-shiken.or.jp/index.html

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