税理士試験の「通信講座」について

どの専門学校に行くか決めた後は、講座の形態を決める必要があります。
一般的な専門学校では、「通学」「通信講座」「ビデオ・DVD講座」「インターネット講座」の4つの受講形態がありますが、ここでは「通信講座」に注目してみました。

「通信講座」とは、定期的に、家に税理士試験の教材(テキスト、小テストなどの配布物、授業のカセットテープもしくはDVDなど)が送られてくるので、それで勉強することです。
実際に、資格の学校TACタック)の通信講座で、配布された資料を見てみましょう。定期的に、以下の写真のような感じのセットが送られてきます。


※)写真は、カセットテープの通信講座ですが、DVDの通信講座もあります。

さて、「通信講座で、勉強することにしたんだ!」といえば、「絶対に挫折するから、やめておけ!」と言われてしまうと思いますが、実は、やり方を工夫すれば、挫折しにくくすることができますし、通学(生の授業)よりも、勉強効率を上げることもできます。
その話は、以下の参考1、2に譲るとして、このページでは、普通に通信講座を選んだ場合のメリット、デメリットを書いていきます。
※)参考1:税理士試験の講座のメリットを生かすための工夫
※)参考2:税理士試験に最適な講座を考えてみた

税理士試験の「通信講座」のメリット

まずは、メリットですが、何度も授業を聞きなおせるということがあります。通信講座だと、授業のカセットテープが送られてくることが多いですが、カセットテープだと、生の授業とは違って、何度も何度も聞きなおすことができます。つまり、「わかりにくいな〜もう一回、聞きなおそう!」ということもできますし、「つい、うたた寝してしまった・・・もう一回、聞きなおそう!」ということもできます。

また、専門学校によりますが、授業のノートも送られてくるので(バイトさんが板書を写して、それをコピーして送ってくれます)、自分でノートを写す必要がなく、授業中は「理解すること」に集中できます。

税理士試験の「通信講座」のデメリット

やはり、通信講座は、「挫折しやすい」というデメリットが大きいです。
つまり、生の授業とは違って、「今行かないと、授業をうけられない!」という緊張感がないので、通学よりも挫折しやすくなります。
※)もちろん、「税理士試験の講座のメリットを生かすための工夫」や「税理士試験に最適な講座を考えてみた」で紹介する方法を使えば、挫折しにくくなりますが、それでも、通学よりも挫折しやすくなります。

また、授業で思った質問は、すぐに解決できないので、疑問をそのまま蓄積してしまう可能性もあります。

<税理士試験の「通信講座」を考えてみる>
・勉強を習慣化させる効果があるか?:★☆☆☆☆
・授業にふと思った疑問を解決できるか?:★☆☆☆☆
・授業の内容を理解しやすいか?:★★★★★
・その他のメリットはあるか?(刺激をうけるなど):★★☆☆☆
・挫折しないか?:★☆☆☆☆
・勉強の効率はいいか?::★★★★★
※)★が多いほど、効果が高いということです。あくまで、管理人の独自の見解ですので、参考程度に。

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