税理士試験の「通学」について

どの専門学校に行くか決めた後は、講座の形態を決める必要があります。
一般的な専門学校では、「通学」「通信講座」「ビデオ・DVD講座」「インターネット講座」の4つの形態がありますが、ここでは「通学」に注目してみました。

「通学」とは、その名の通り、専門学校に行って、「生の授業」を受けることです。通学には、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

税理士試験の「通学」のメリット

通学だと、授業が終われば、直に講師に質問ができますし、授業で思った「ふとした疑問」も、授業のあと、すぐに解決できます。
また、すぐ隣で、同じ目標で勉強している人たちが、学習しているので、刺激もあります。
それだけではありません。必ず、決まった時間に専門学校に行かなければならないので、勉強のペースメーカーになって、税理士試験の学習を「習慣」にすることもできます。

税理士試験の「通学」のデメリット

専門学校の規模、講師の人気によりますが、広い教室で、大人数で授業があるとき、聞き取りにくかったり、板書が読みにくかったりします。また、当り前の話ですが、ノートをとる必要があるので、授業中、書くことに集中してしまって、「理解すること」が、おいてきぼりになることもあります。
それだけではありません。決まった日時に、専門学校に行かなければならないので、突発的な仕事があって行けないことがあれば、そこで、勉強のペースが崩れて、勉強しなくなるという可能性もありますし、仕事をしながらの勉強なので、疲れているときもあるでしょう。そういうときも、授業をうける必要があるので、つい居眠りをしてしまったりする可能性もあります。居眠りをしないまでも、体調が万全のときに比べると、理解力は落ちる可能性があります。
最後に、生の授業なので、聞きなおすことができないというのも大きいです。理解しにくかったので、あともう一回、説明を聞きたいと思っても、聞きなおすことができないのです。

<税理士試験の「通学」を考えてみる>
・勉強を習慣化させる効果があるか?:★★★★★
・授業にふと思った疑問を解決できるか?:★★★★★
・授業の内容を理解しやすいか?:★★★☆☆
・その他のメリットはあるか?(刺激をうけるなど):★★★★★
・挫折しないか?:★★★★☆
・勉強の効率はいいか?:★★☆☆☆
※)★が多いほど、効果が高いということです。あくまで、管理人の独自の見解ですので、参考程度に。

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