税理士試験の費用

完全に、独学で勉強すると、テキスト代や、受験手数料くらいしか費用はかかりませんが、専門学校や通信講座を利用すると、結構、高額になりがちです。
税理士試験を受験して、税理士になるまで、一体、いくらくらい費用が必要なのでしょうか。
ここでは、税理士試験にかかる費用を徹底解説してみました。
※情報が古い可能性があります。

税理士試験の日程の詳細

◆税理士試験に「絶対に」必要な費用1
独学しても、「受験手数料」と「(受験場所までの)交通費」は必要です。交通費は、人によって異なるので、ここでは割愛して、受験手数料を紹介します。
具体的な、受験手数料ですが、以下のように、「受験の申込科目数」によって変わってきます。

・1科目3,500円
・1科目追加するごとに、1,000円追加
※)ちなみに、受験手数料は、願書の所定の位置に収入印紙を貼って納めます。

たとえば、3科目の受験だと、5,500円になりますし、5科目の受験だと、7,500円になります。

◆税理士試験に「絶対に」必要な費用2
たとえ、独学であっても、税理士試験のテキストや、問題集は必要です。一体、いくら必要なのかというと、「入手方法による」のではないでしょうか。
たとえば、オークションで、専門学校の教科書や問題集を安価に購入すれば、安く済みますし(その代り、テキストや問題集の内容で、古い箇所があるリスクがあります)、新品の問題集を買いそろえると、高くなります。
逆に、オークションで、税理士試験の合格者が使っていたテキストだと、高くつくかもしれません。
というわけで、入手方法で、かかる費用は変わるわけです。

◆税理士試験に「できれば、かけたい」費用1
個人的には、税理士試験は、独学が難しいと思うので、専門学校や通信講座を利用した方がいいと思います。すると、その代金がかかりますよね。 でも、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

結論から書くと、「いくら必要だ!」と書くのが難しいです。
というのも、税理士試験は、科目ごとに合格すればいいので、全科目一括で申し込むことは少なく、主に、以下の3つの理由で、受講料が変わって くるためです。

理由の1つ目に、「受講科目数による割引」があります。某専門学校では、2教科だと、1教科あたり17万円くらいでしたが、1教科だと23万円でした。なんと、6万円も違います。

理由の2つ目に、「科目によって受講料が変わること(教科間の受講料の違い)」があります。某専門学校では、必須科目は、1教科で23万円ですが、選択科目だと、1教科10万円強でした。

理由の3つ目に、「受講形態の違いで、受講料が変わること」があります。某専門学校では、受講形態に「通学」「ビデオ・DVD講座」「ウェブ講座」「通信講座(DVD)」「通信講座(カセットテープ)」がありますが、「 通信講座(カセットテープ)」は、他の受講形態よりも、2〜3万円くらい安かったです。

というわけで、税理士試験のために、専門学校・通信講座を利用する場合の費用は、「人それぞれ」になります。
私の場合は、4教科で、60万円強、かかっています。お・恐ろしい〜

◆税理士試験に「できれば、かけたい」費用2
専門学校に通うなら、交通費も必要です。この交通費が馬鹿にならないので、注意が必要です。

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